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BRICsによる日本企業買収

BRICsに限らず、世界のM&A(企業の合併・買収)市場は急拡大しており、
日本にもこれまでを上回る大買収時代が到来するのは間違いない。


現在でも今までには考えられなかったライバルと思われた会社同士の合併
(例:みずほフィナンシャルグループ=富士銀行+第一勧業銀行+日本興業銀行)などが
多く行われているが、文化の違いを無視した「成功幻想」の押し付けによって、
M&Aの半分近くが失敗に終わってきたのは事実。


しかし、M&Aは本来、相手を間違えなければ、買われる側にとっても飛躍のチャンスになるものだ。
この買い手に関しても、今までは国内や欧米の同業勝ち組業者といったものが
中心だったのが変化してきている。


欧米に比べて規模はまだまだ小さいものの、ブラジル、ロシア、インド、中国といった
BRICsの企業もまたM&Aを積極的に進めているからだ。こうしたBRICsの企業の中には、
今までのM&Aでよく見られた生き残りのために文化やシステムが大きく違うのに仕方なく
合併した企業や、ほぼ強引に合併する企業を買収してしまうような同業の勝ち組にはない
補完関係が働き、日本企業の技術に深い敬意を払う買い手も含まれている。


こういったM&Aをただの脅威論だけで済ませてよいのだろうか?

後々の社員の士気を考えるのなら、単純にライバル会社に買われたり、潰れてしまうのを
待つよりも、自分たちを本当に必要としてくれているBRICs企業に買われる
幸せだってあるはずである。

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