ブラジルとサッカー
ワールドカップの全大会に出場している唯一のチームにブラジルが挙げられる。
5回の優勝を誇る世界最大のサッカー王国である。
プロの登録選手は55万人いると言う。
これがブラジルの伝統的な強さの理由である。
ブラジルは2位では決して納得しない。
それほど、サッカーに対する思い入れは強い。
その原点は「ペラーダ」と呼ばれる路地裏の「草サッカー」である。
ボールさえあれば道具は何も要らない。
サッカー選手になるためには、「労力・家庭環境・貧富の差」は関係しない。
裸足の子どももいる。
道端でも空き地でも、ゴールの代りに石ころを置き、サッカーに興じている。
ブラジル人の子どもは、歩けるようになると、
おもちゃの代りにボールを蹴っているのではないだろうか。
ペレやジーコのように世界的に有名な選手にならなくても、
プロ選手になれば生活は安定する。
ブラジルの少年達にとって、最初に描く「夢」は、プロのサッカー選手になることだという。