ブラジルの人種
ブラジルは世界から「人種のるつぼ」と言われている多民族国家である。
「ブラジル人のルーツやブラジル人の祖先は?」と問われても、
「白人から黒人」まで、多様な皮膚の色の住民が存在するブラジルで
「人種」を決定する客観的な基準は存在しない。
10年毎の国勢調査では、1940年まで調査者の観察によって
決定されていたが、50年以降は非調査者の自己申告によって行われている。
80年代まで、全てのブラジル住民が携帯する身分証明書(IDカード)には、
皮膚の色が記入されていた。現在、この記載はなくなっているが、
出生届の際には新生児の皮膚の色は依然記載されている。
ブラジルへ移住した者の国を見てみると、ポルトガル・イタリア・スペイン・
日本・ドイツ・その他アフリカから連れてこられた黒人であると言われている。
これらの民族同士が、先住民族であったインディオと混ざり合い、
現在のブラジル人が形成されたのではないかと言われている。