ロシアの消費動向
ロシアの個人消費は、以前のような物不足のイメージは完全に昔話となっている。今や、モスクワには巨大スーパーマーケットがそびえ立ち、物は町中にあふれている。欧米のブランドブティックも建ち並び、高価な商品が飛ぶように売れている。今やモスクワ名物ともなった大渋滞で道路上にはベンツ・アウディ・フォード・トヨタ・ヒュンダイなどの外車がずらりと並んでいる。
BRICs4か国の中にあっても一人当たりのGDPでは4000ドルを超え、所得水準は最も高い。実質個人消費は2000年以降、5年連続で7%以上増え、ロシアのGDPを支えている。マクドナルドを筆頭とする外食産業も急激に成長し、日本食ブームを背景に日本料理店がモスクワだけで200件以上あると言われている。携帯電話市場も急拡大を続け、その普及率は61%に達している。主に富裕層が複数の携帯電話を所有していると見られるが、純携帯電話加入者も全国で3割を超えてきた。