ブラジルの株式市場動向
ブラジルの労働党ルーラー大統領は、前政権からの経済安定政策を引継ぎ、「民主主義」と「市場の安定」を重視している。1990年以降急激な変化と経済発展に、公債投資資金は速やかに反応したが、2003年には株価がドル換算で倍以上になり、2005年1月現在、サンパウロにあるブラジル証券取引所の時価総額は約3200億ドルとなった。ブラジルは、以前からアメリカ合衆国の政治的影響が強い南米の中で政治低独立性は強めていたが、証券市場は米国との結びつきが強かった。しかし、国際化の時代になりニューヨーク証券市場にADR(米国預託証券)を上場するブラジル企業も増加した。ブラジルでは、株式会社でも非公開・非上場が多いことと有限会社の比率が高いことが特徴である。海外からの投資では、ブラジル非居住者がその株式に投資することは出来るが、他国への送金が制限されているため、日本からブラジル株式に直接投資することは困難である。