ブラジルの経済は好調
2004年上半期のGDP額は、前年対比4.2%増、8168億4000万レアルとなった。内訳はサービス分野2.8%、鉱工業分野4.7%、農業分野5.7%である。特に鉱工業部門の伸びは著しく、年間で8%台の成長は間違いない状況にある。このように大きな経済成長をもたらしたのは、主に輸出の増加に負うところが多いが、国内需要の回復の貢献も見逃せない。ブラジル中央銀行では、2004年のGDP成長率の見通しを5%と予測し、これが達成されると1994年の5.85%に次ぐ10年ぶりの5%成長となる。国内消費の好調さはブラジルスーパーマーケット協会による小売業の売上増が証明し、インターネットによる売上も伸び、70億レアルを超える市場規模となった。小売業に於ける売上シェアでは3.6%に達している。その結果、世界格付け機関(ムーディーズ)、S&P,フィッチなどが格付けを引き上げ国内経済の好調ぶりを示す証となった。