中国の国際関係
第二次世界大戦後、中国における、ヨーロッパ諸外国からの半植民地化は一応終わった。しかし、中華民国(台湾)との関係が緊迫している。台湾の領有・統治を強化し独立を狙う台湾政府と、国の法律まで改正しその独立を阻止しようとする中国、その間でどちらを承認するか揺れる諸外国。世界二大国である「米・中」が絡んだことだけに、将来に国際摩擦となりうる大きな危険要素を含んでいる。
アジア諸国との間でも、スプラトリー諸島問題、北朝鮮問題、今は鳴りを潜めているがいつぶり返すかも知れない中ソ国境、中印国境問題などがある。加えて、急激な経済成長に伴う貧富の差の拡大や環境破壊を日本のせいにするなどし、日本との距離を遠ざけている。それが近年複雑化しつつある、日本との関係でもある。躍進著しい中国において、GDPはやがて米国を抜いて世界一になると言う声も出ており、その勢いはとどまるところを知らないが、国内・国外問わず多くの課題を抱えている。