ロシア成長の歴史
ロシア国家は、9世紀に「ルーシの国」を建てたことに始まり、1922年に「ソヴィエト連邦(ソ連)」が成立。共産党の一党支配を基盤とする社会主義国家として米国と覇を競うまでになった。しかし、国内の経済・社会は停滞していた。1969年にはダマンスキー島(中国名、珍宝島)をめぐる国境紛争が勃発し、1989年「中ソ共同コミュニケ」により友好関係にたどり着いた経緯がある。
80年代後半に登場したゴルバチョフ書記長の指導の下に「ペレストレイカ(建て直し)」政策が進められた。その結果、国内は混乱を招き共産党支配は揺らぎ始めた。91年の政変を契機として崩壊が始まり、同年12月に解体。2000年3月の大統領選挙で現プーチン政権が誕生した。同大統領は楯の権力体制の構築を進め、混乱した政治状況を収束させ、政治的安定を達成した。現在は人気の高い指導者プーチン大統領と豊富な石油資源により、成長への期待が寄せられている。