BRICsの一人当たり国民所得
2004年BRICsの国民一人当たりの所得を見るとブラジルが3.417ドル、ロシアが4.093ドル、インドが608ドル、中国が1.269ドルである。G6では米国が39.934ドル、日本が36.575ドル、ドイツが32.695ドル、英国が35.460ドル、フランスが32.663ドルとなっている。特にインドと中国は一人当たりの国民所得が低い。
これはBRICs各国が近年まで貿易や外資への規制が強かった為、経済が停滞したこと。ブラジルでは外貨準備金の減少等でハイパーインフレが起こり国民生活が困窮したことによる。ロシアは国民の意識が市場経済体制に中々慣れず、自由経済に必要な制度の整備が遅れ、混乱が長く続いた為である。インドは議会制民主主義であるが、社会主義の影響が大きい。その為、外資への規制緩和に転換したが成長は遅い。中国は共産党による一党独裁政治体制の下で、社会主義市場経済を標榜していた為である。