BRICsの外資導入
近年までBRICs各国は貿易や外資への規制が強かったために、経済は停滞していた。
各国は試行錯誤を重ねながら、独自の道をたどっていたが、思い切った規制緩和で外資に市場を開放することにより、外国企業を誘致し「外資導入」に踏み切った。それが、BRICs経済が発展した大きな要因としてあげられる。
たとえば、ブラジルでは外国借款への過度の依存で外資準備金の減少と借款返済が困難となり、経済は疲弊したが、その後、外資への規制緩和と導入により経済は回復した。ロシアは前身の旧ソ連が社会主義国であったが解体し市場経済体制に移行したため自由経済に必要な制度の整備が遅れた。長く混乱は続いたが、国有企業の払い下げ民営化や、豊富な資源である石油により経済は活性化した。インドは1990年代になり外資への規制緩和に方向転換したが、その成長は中国より遅れをとった。中国は1980年代から民間へ経済の開放を進めた結果「世界の工場」と呼ばれるほどの、成長をとげている。