BRICsの教育
BRICsが著しい成長を遂げるためには高い教育のレベルが必要となる。しかし、急激な都市化が進み都市の人口が増えると学校や教育施設等の新設・整備が追いつかず、全体の教育レベルの向上が困難となる。その結果、教育格差が生じ拡大することになり国民の間に貧富の差と同様に階級格差も拡大することになる。
教育、特に計量経済学モデルのLR成長では、成長の潜在力と中学校教育の間に強い関係がベースとならなければならない。
BRICsの中で「教育制度効果」を上げているものとして、インドの教育がある。インドは近年英語話者世界一となり、そのことが有利に働き、現在ITソフトウェア輸出世界一を誇ることにも至っている。中国に次いで世界の企業から大いに期待を寄せられていることも事実である。ブラジルも戦後多くの日本人が移民し、その二世・三世の教育程度の高さにより議員や医者・農場経営者など社会的地位の高い職業に就いている者も多い。